Diary in Russia (2011/10-2012/04)
2012/04/08(Sun)

旅行記「北緯69度」をアップしました。
左メニューのTravelからご覧下さい。

… …



モスクワはまだまだ気温一ケタ台ですが、それでもいつぞやと比べれば暖かく(?)なったので、モスクワの名所巡りを再開してみることにしました。

今日行ったのは赤の広場、レーニン廟です。
かのレーニンの遺体が永久保存されているのですが、毎週月曜と金曜を除く10:00〜13:00の間公開されています。
そこには人形が横たわっているようで、しかし今にも目を開けて動き出しそうでした。
写真はNGにつき、この生々しさは是非モスクワでお確かめ下さい。

しかしこのレーニン廟、存廃論議が付きまとっています。
与党の統一ロシアはこれをとにかく片付けたいらしく、http://goodbyelenin.ru/という露骨なアドレス上で賛否投票を行っています。
今のところ動きはありませんが、大統領交代で何らかの方針が示されるかもしれません…。

続いて、赤の広場のシンボルと言うべき赤色の建物。
これは国立歴史博物館です。
原始からロシア革命までのロシアの歩みが、豊富な資料とともに語られています。

…が、ロシア語もロシア史もてんで疎い私には何が何やらorz

強いて言えば、ヨーロッパと遜色ない華やかなりし時代が、かつてロシアにも存在したことは感じ取れました。
そして革命を経て、史上初、世界最大の社会主義国家へと変貌を遂げたわけです。
革命前後の流れには非常に興味があります。

しかしもうちょっと勉強して出直します…。

2012/04/07(Sat)



4月です。

去る3日、28回目の誕生日を迎えました。
写真のケーキは自分で食べた…のではなく、職場で振る舞いました。
誕生日を迎えた人がケーキを持ってくる。そういう風習です。

会社を辞める人も、最終出社日にシャンパンや簡単な食べ物を持ってきますし、結婚祝いのミニパーティーもありました。
人間関係はかなりウェットです、この国。

… …

暦の上では春のはずですが、モスクワの気温はまだ0℃前後。
日によっては雪が降り、日本でいうところの小春日和はまだまだのようです。

来月中頃には日本人会のソフトボール大会が開幕するのですが…。
とうていソフトボールどころではない気が。

… …

ロシア入りしたのが昨年の10/6。
1年の期限付き赴任なので、今が折り返し地点です。
月並みな感想ですが、早いです。

マンネリとか言わず、今できることをやらないと…と思いつつ、ついビールに手が伸びる今宵。

ちなみにロシア産のビールも結構おいしいですよ。
今飲んでいるのはバルティカという、ロシアで一番メジャーな銘柄です。
ウォッカだけじゃないんです。

2012/03/28(Wed)

仕事ですが、去る週末ちょっと遠出をしました。

ストゥピノ

大きな地図で見る

モスクワからおよそ100kmほど南にある町です。



モスクワから各方面に、エレクトリーチカという近郊電車が走っています。
東京で言うところの、東海道線や高崎線にあたるような列車ですね。



車内はボックスシートが無骨に並び、飾り気など微塵もありません。
それが独特の雰囲気を醸していて面白いのでもありますが。



モスクワから1時間ほど走ると、もう人里離れた雰囲気が漂ってきます。
雪が舞う鉄路を進んでいく様には力強さを感じます。
ロシアの鉄道はタフです。厳しい気候にも負けません。
日本の鉄道を精密機械に例えるなら、ロシアのそれは重機だと思っています。



ストゥピノまでは2時間弱。ロシア版鈍行旅行でした。

2012/03/11(Sun)

こちらのテレビのニュースが「FUKUSHIMA:SLOW PROGRESS」と報じていたのを見ました。
被災地の復興の遅れを取り上げたものですが、フクシマが既に被災地全体の代名詞になっているようです。

他の国から見てもそう見えるのか…と思いました。
絆だなんだと、胡散臭い言葉で慰め合う前に現実を直視しないといけないと思います。

復興後のビジョンがなかなか見えてきません。
行政がそれをなかなか描けないまま、民間レベルで仕方なく復興が進み始めたというのが現状のように思います。
必ずしも現状復帰に拘らず、スピーディかつ大胆で将来性もある復興計画の策定に期待したいです。

原発問題は、本気で脱原発を推し進めるなら、本気の議論と覚悟が要ると思っています。
エネルギー戦略の練り直し、石油が入ってこなくなったらどうするか…etc。
ちょっと考えただけでも課題はゴロゴロ見つかります。
少なくとも東電一社を吊るし上げて済む話ではないはず。

2012/03/25(Sun)

一件も記事がないまま3月が終わるところでした…。

確かに身の回りでは、あまり動きのないひと月でした。
旅行にも行きませんでしたし、街を歩いても新鮮なことが少なくなり、ロシア生活に少々マンネリを感じつつあるのは否めません。
渡航からまもなく半年。倦怠期というやつでしょうか…。

春になったら色々動き回ってみようかと企んでいたのですが、もうちょっと暖かくなって欲しいんですよね…。
モスクワは今日も氷点下、雪もたっぷり降りました。

……


世間で言いますと、ロシアでは大統領選があり、日本では震災から1年を迎えました。
それぞれ思うところを、3/8と3/11の記事として載せました。
(過去ログ参照)

2012/03/08(Thu)



世界を騒がせた大統領選も、蓋を開けてみればプーチン氏の圧勝で終わりました。

大規模デモのニュースが大きく取り上げられましたが、デモに参加したのは一握りの層であって、モスクワ市民の大意が反プーチンというわけではありません。
政権に対して公然とNoを唱える動きが現れただけでも画期的と言えるかもしれませんが、その反政府勢力の受け皿となる対立候補もいなかったのが事実であって、プーチン復活は当然の流れだったと思います。

独裁者だのなんだのと評されることもありますが、この巨大な国家をまとめ上げる指導力を持つ稀有な人物であることも確かです。
事実上の信任投票を経て、国内外の問題にどんな処方箋を書くのでしょうか。

※写真は昨日、モスクワ市内の広場です。
 警察がデモを警戒して、立ち入りすらできませんでした。

2012/02/12(Sun)

母がロシアにやって参りました。

サンクト・モスクワ2都市周遊という定番コースだったのですが、どうせ冬に来るなら本物の寒さを味わってもらいたいと思い…



モスクワ川の砕氷船クルーズに連れて行きました。
凍りついた川面をザクザク突き進んでいきます。

Life in Russiaに写真も載せました。

船内はホテルのバーそのもの。
チケットはRadissonのホームページで買えます。
冬のモスクワにお越しの際は、ぜひ。

(※追伸)



救援物資。
こういうものってなかなか見つからないか、あっても高いんですよね…。
ありがとうお袋様。

2012/02/26(Sun)

年始の旅行記「シベリアの冬を歩く」をアップしました。
左メニューの「Travel」からご覧下さい。

2012/02/23(Thu)



去る2/21(火)。
CSKAモスクワ対レアル・マドリード戦を観戦して参りました。

サッカー素人の私でも、レアルが名門クラブということくらいは知っています。
その名門を氷点下のモスクワに迎えての一戦でした。

試合内容は皆様ご存知の通りですが、やはり後半48分の同点劇はドラマティックでした。
ドローとはいえ、下馬評を覆してCSKAが意地を見せたといったところでしょう。
本田も生で見られましたし。

いやはや、いいものを見ました。

しかし大変だったのはここから…。

観客が一斉に帰ると出口がパンクするので、退場制限(?)をするのですね。
その間、氷点下のスタジアムで待ち惚けです。
自分たちのエリアが退場を許されたときは、足首の下の感覚がなくなっていました。
死ぬかと…。

2012/01/28(Sat)



ようやく本格的な冬がやって来たようです。
先週末から急に気温が下がり、最高でも-10℃台という日の連続でした。
最低気温が-20℃の大台に達した日もあったようです。

と言っても、天気は快晴続きで風も弱いので、しっかり着込めば割と普通に歩けます。
想像していたより遥かに過ごしやすい寒さです。
むしろ中途半端な寒さ(0〜-5℃くらい)の方が、道が悪くなって鬱陶しいと思うくらいです。

……


    

その先週末はウラジオストクにいました。
(仕事ですよ?)

モスクワから7,000km。片道9時間かかります。
時差は7時間。日本より進んでいます。
当然ながら、これでも国内出張。

ウラジオストクは私がロシアの土を初めて踏んだ記念すべき場所です。
富山から船で上陸し、列車でモスクワを目指しました。
あれからまもなく5年になります。

1泊2日の弾丸ツアーで時間がなかったのが惜しかったですが、当時の思い出に浸りながら街を歩くくらいはできました。

2012/01/07(Sat)



ロシアは2週間遅れのメリークリスマスです。
街はイルミネーションで彩られ、市内の随所にツリーが立ち…。

…何も変わってないじゃん!

そうです。
休みの間中ずーっと正月飾りのままなのでした。
クリスマスだからと言って、特別なことは何もしていない模様です。

ツリーが立ち始めたのが11月下旬。元日にみんなで大騒ぎし、それから1週間。
正直間延びしている印象すら受けてしまいました。
実際、夜に街を歩く人は思った以上に少なく、自宅で家族と過ごす人の方が大勢のようです。
赤の広場は混んでいましたけど。

ともあれ最大のイベントを終え、更に2日間の充電休暇を経て、ようやくロシアの1年が始まります。
でも1/14の旧正月は何かあるのかな?

写真は「モスクワの聖夜」にアップしましたが、今までアップしたものとあんまり変わり映えがしませんので悪しからず…。

……




最近、お好み焼き屋の存在を知りました。
マクドナルドのロシア1号店近く、その名もそのまんま「Окономи(オコノミ)」。

ここでささやかにクリスマスディナーを頂きました。
お好み焼きは若干小ぶりかな…と思いきや、実が詰まっていて食べ応えがあります(粉の違い?)。味もまあまあ。
焼きそばはそもそも麺が違うと思われ、味付けで頑張っている感じでした。これもこれで悪くないと思います。

これにビールを頼んで530ルーブル。
今のレートで\1,300くらいでしょうか?日本で食べるのと大差ない値段でしょう。

両方とも小さいのを頼んだのですが、一人で食べるのにちょうどいい量でした。
もちろん大きいサイズを多人数でシェアしてもいいと思います。

2012/01/06(Fri)

無事ヤクーツクより帰還しました。
ヤクーツクの気温は-35℃、15分外を歩くのがやっとでした。
おそロシア、恐るべシベリア。

格好は地元民とあんまり大差なかったと思うのですが…。
何が違ったのか、暮らしの知恵というやつでしょうか?

ともあれ冬に物見遊山で行くようなところでないことは身を以って理解したのですが、じゃあ夏はどうなんだろう?と興味も湧きました。
もし機会と時間があるならば、この夏は再びシベリアに足を運ぶつもりでおります。
でも日本に帰った後でもいいですね。日本の方が近いですし。

……


新年一発目の日記はネガティブな感じになってしまいました。
ポジティブに所信表明のようなものを書き留めておこうと思います。

早くも残り9ヶ月となったロシア生活をより充実させたいと思っていますが、そのために言語面のハンディを克服する必要を痛切に感じました。
生活の不便もさることながら、ロシア語は旧CIS諸国でも広く通用するので、ロシア語が分かると、旅先の選択肢も広がりそうだと思っています。

ロシアに更にハマるためにはロシア語の習得が必須だと改めて分かりました。
最近になって文法が難解になってきましたが、心折れることなく取り組みたいと思います。

2012/01/02(Mon)

遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。

2011年は日本にとって本当の試練の幕開けとなったと言えるかもしれません。
地震と津波の被害からの復興はいつになるか分からないし、原発も果たしてどうなることやら…。
ただでさえ低成長と赤字財政が深刻なところに、追い打ちをかけた格好になりました。

今こうしてロシアに来て感じたことは、日本からのニュースソースを持っている日本人であればまだしも、ローカルで日本という国の実情が報じられる機会はあまりないということでした。

言い換えれば、日本人が思っているほど世界は日本に注目していないのではないか?ということです。
幸いロシアでは、日本製品への信頼性の高さを背景に日本をリスペクトしてくれる雰囲気の方が強いのですが。

このままだと日本の世界におけるプレゼンスは下がるばかりだと危惧しているのですが、最近の日本の政治のニュースを聞くと、まだその危機感が全く欠如していると感じざるを得ません。
もはやこれ以上の問題の先送りは許されないでしょう。
根本的な改革に国民全員で取り組むべきだと思います。

……


新年一発目の更新は、Life in Russiaに「冬の花火」を新規アップしたのと、「モスクワ冬景色」に写真を何枚か追加しました。
前者は大晦日から元日にかけての写真集です。

初めて味わう異国の正月でした。
年明けの瞬間は赤の広場の前で迎え、元日も再び広場まで足を運びました。
今日から仕事始めという国も多いですが、ロシアは新年を祝うだけ祝い、1週間の休みを経て、1/7のクリスマスでクライマックスを迎えるというわけです。
イブの夜は改めて街に繰り出してみようと思っています。

……


今日の夜から、予告通りシベリアに旅立ちます。
今週のヤクーツクは-30℃くらいとの予報で、思ったより高いのですが、-30℃も-40℃も変わりないですよね…たぶん。

2011/12/25(Sun)

Life in Russiaに「モスクワ冬景色」をアップしました。
まだまだ冬も序盤ですので、これから写真を追加していこうと思います。

……




そもそもロシアの冬はどんな感じなのか?

実を言うと、今年のモスクワは暖冬です。
日中の気温は、下がってもせいぜい-5度くらいです。もしかしたら札幌やソウルの方が寒いかもしれません。
未だにユニクロのウルトラライトダウンで過ごしているくらいです。
ここ最近は雪が良く降りましたが、週明けから気温がプラスに戻るそうで、道がぬかるんで汚れるのが憂鬱です。

そういうわけで、本物の冬をまだ知らないのですが、いつもは厳しい冬ということで、ロシアの建物は防寒対策が厳重にできています(当たり前ですが)。
室内は暖房が良く効いていて、保温もしっかりしているので、長袖では暑いくらいです。
私も普段は短パンとTシャツで過ごしていますし。

そして、給水管ならぬ給湯管があります。
ロシアにはТЭЦ(テツ)という発電兼給湯所があって、そこで作られた湯を各家庭に配給しているのです。
ボイラーで沸かしているわけではないので、栓をひねればすぐに湯が出ますし、暖房にも使われています。
水道メーターも水と湯とで分かれています。

こんな風に部屋の中は快適そのものである一方、防寒具もロシアならではのものがたくさんあります。
少し前にツイッターに書きましたが、通勤用に溝付きハイカットで中が起毛の靴を買いました。
ただし室内は暖かいので、職場に着いたら靴を履き替えています。

あとは帽子ですね。寒くなればなるほど頭の防寒が大事だそうで。
日本からニット帽も持ってきているのですが、更に寒くなったときのためにロシア的なアレ(名前が良く分からない)を買いました。
まずはヤクーツク旅行で実践投入してみます。

2011/12/24(Sat)

クリスマスですね。
ロシアの本番は2週間先なので、モスクワの街はまだまだ静かです。
クリスマスツリーだけは欧米並みに早く飾られてましたけれども。

2011年も残すところ1週間となりました。
毎年のことですが、今年は特にいろいろありましたよね。
総括は来週末、今年最後の日記に書こうかと思います。

ロシアの正月休みは12/31-1/9まであります。長いです。
年末年始は日本には帰らず、ロシアの正月とクリスマスを見て過ごすつもりです。
一方でその間、せっかくの休みなので少し足を伸ばしてみようかと。

寒いところだからこそ、寒い時期に行く価値があると思うのですよね。
そこに住む人々が厳しい冬をどう過ごしているのか、前々からとても興味がありました。

というわけで、ココへ行ってきます。

果たしてどんな世界なのか…。

2011/12/04(Sun)

Life in Russiaに「モスクワ街歩き (2)」「J-FEST参戦記」をアップしました。

J-FESTの模様は日本でも結構取り上げられていましたね。
専らコスプレの話題ばかりだった気もしますが(笑)

……


12月になりました。
モスクワも随所がクリスマスツリーやイルミネーションで彩られ、すっかりクリスマスムードです。

しかしユリウス暦を用いるロシア正教のクリスマスは1月7日なのです。
なのでヨーロッパ諸国よりも更に気の早い話なのですが、12月25日はそこそこに祝い、新年もロシアでは重大イベントなので盛大に祝い、そして1月7日を以ってクライマックスを迎えるそうです。
更にユリウス暦の新年は1月14日なので、ここでもお祝いがあるらしいです。

ともかく年末年始は祭りの連続のようです。
またおいおいレポートしたいと思います。

2011/11/20(Sun)

週末の話です。



まず土曜日、先輩と焼肉を食べに行きました。

モスクワは首都だけあってレストランのレパートリーは豊富です。
日本料理を見ても、日本人プロデュースの本格的な店から、地元資本のなんちゃって日本料理チェーンまでいろいろあります。
中華、ベトナム料理も食べに行きましたし、アルメニア料理、アゼルバイジャン料理というのもありました。

今回はとあるホテルのレストランで、なかなか本格的な韓国焼肉を賞味しました。
値段もそれなりですが、たまの贅沢ということで。

……


続いて日曜日。
「J-FEST2011 現代日本文化フェスティバル」なるイベントに足を運んできました。

日本のアニメの上映会やアニソンコンテスト、コスプレ大会等々ありまして、現代文化の中でもいわゆるサブカルチャーに軸足を置いた内容になっていました。
会場はかなりの人出と熱気で、若年層を中心に日本(もっと言えば、日本発ポップカルチャー)への関心がとても高いことを実感しました。

何にせよ日本に興味を持ってもらえていることは嬉しいですが、その次のステップとして是非日本に足を運んでもらいたいと思うのです。
日本には他にもたくさんいいものがあることを知ってもらいたいものです。
アニメとコスプレの国だと思われたらちょっと困ってしまいますからね(笑)

写真は後日アップします。

2011/11/16(Wed)

最近は昼でも気温が0度前後までしか上がりません
凍った道を転ばないように恐る恐る歩いています。

ここ最近の週末は仕事だったり、日本人会のボーリング大会があったりして少々慌ただしくしていました。
狭い日本人社会の中でもいろんな集まりがあります。
かくいう私も大学のOB会に連絡したり、ソフトボールのチームや新潟県人会(遠い先祖がいただけなんですが…)に誘われもしました。
いろいろ顔を出してみるつもりです。

さて、10/6にモスクワに来て以来1ヶ月が経ちました。

渡航経験が幸いしたのかどうかは分かりませんが、割とすんなり入り込めた気がします。
日用品も情報も簡単に手に入るし、食事も不味くないし…。
今のところ不便不満は感じていないです。
温泉行きたい、牛丼食べたいとかいうのはありますが(笑)

あとはロシア語覚えればもっとロシアを楽しめると思っています。
モスクワ市内でもロシア語しか通じないところが多いので…。
寒い冬はおとなしく勉強し、暖かくなってから思いっきり羽を伸ばすのが今のところの計画です。
できるかな?

2011/10/31(Mon)

(備忘録)

ロシア米1合未満。(125g?)
水は1合のラインより気持ち上。
朝8時にタイマーを13時間で設定。
20時過ぎに帰ってきたら既に保温状態。

結論、美味しく炊けました。


(以下11/16追記)

アメリカ産のジャポニカ米を炊きました。

ロシア産とは比にならなかったです。
残念ながら根本的な質の差と言わざるを得ません。
まだ手を付けていない日本米はどれほどのものなのでしょう…?

とはいえロシア米が一番手に入れやすいので…。
なんとかして美味しく料理したいのですが。

2011/10/30(Sun)

Life in Russiaに3本アップしました。
(「日本食自炊」「ネットを引こう」「近所の風景」)
左メニュー「Russia」からご覧下さい。

……


朝起きると、PCと携帯とで時間が違っていることに気付きました。
携帯の方が1時間早いのです。

ふと10月最終日曜日でサマータイムが終わることを思い出しました。
なるほど、携帯は自動で冬時間に変更したのだなと納得しかけたのですが、ではPCは手動で1時間進めてやらなければいけないのか?
日本版のOSとはいえ妙ではないか?

そう思って調べ始めたところ、ロシアでは今年春の夏時間への切り替えを最後に、年間を通じて時間が統一されることになったのでした。
つまり正しいのは、その情報をキャッチしていたPCの方だったわけです。

遅れている時計を信じたせいで1時間余計に寝てしまいました…。
ただ明日気付いていたら遅刻です。危ない危ない。
こういう人がいるから日曜日に変わるのかな?

そもそもサマータイムというものに馴染みのない国民にとって、ある一時を境に時計が進んだり戻ったりという制度は正直理解に苦しむので、分かりやすくなったのはいいのですが。

さて問題はそんなロシアの事情を露も知らない携帯です。
端末の時刻設定はGMT+4に合わせるとして、世界時計でモスクワをトップに表示させると冬時間が表示されてしまいます。
咄嗟に見て勘違いでもしたら困りものです。

結局来年の春に変えればいいやと思って、同じGMT+4のエレヴァン(アルメニアの首都)の時間を表示させることにしました。

2011/10/29(Sat)

新居に移ってから1週間、ようやく落ち着いてきました。

今日は日本製品の専門店に行って炊飯器を買いました。
味噌も買って味噌汁を作り、鰯の缶詰に醤油をかけておかずにしたら、パサパサのロシア米でもそれなりの夕食になりました。
そもそもロシアの食材や料理自体が悪くないと思うので、少し工夫するだけでレパートリーがもっと増やせそうです。

写真は明日以降アップします。

……


先週ネットを引いたと申し上げましたが、無事ちゃんと使える段階まで持って行けました。

私が使っているのはYotaという無線のインターネット接続サービスです。
日本でいうところのUQ WiMAXと同じです。
固定回線のサービスもあるのですが、聞けば「良く切れる」とか「夜に遅くなる」だとか…。
(アナログモデム時代を彷彿とさせます)
その点Yotaは悪評もなく、それに加えて、

1. その辺の携帯電話屋で端末を買う
2. Yotaのホームページにアクセスできるので、アカウントを作成するとお試し期間(24時間)がもらえる
3. 気に入ったらアカウントに入金して、料金プランを選ぶ

という塩梅で、契約だの工事だのといった手間もなく、実に気軽でした。
回線速度は日本よりは劣りますが、YouTubeやSkypeは全く問題にならないレベルです。

案内や説明が肝心なところでロシア語のみになるのがネックですが、何とかなりました。
暗号化の設定画面なぞは全部Google翻訳にコピペして読解しました。
まったく便利な世の中です。

あとはロシアの携帯電話を持っていることが前提のようです(認証コードなどはSMS経由で飛んでくる)。
携帯の契約に身分証明書が必要ということで、それで二重のチェックを省略しているのかもしれません。
何にしても、我々のようなよそ者にとって敷居が低いのは喜ばしいことです。
今時ネットがないと何をするにも困ってしまいますから…。

2011/10/23(Sun)

ようやく本決まりの部屋に引っ越し完了しました。
ネットも引いて自宅からこれを書いています。
(もっともネットは今お試し期間中なので…もう一悶着あるかも分かりませんが)

ロシアでの生活の模様を写真メインでお伝えした「Life in Russia」をアップしました。
左メニューの「Russia」からご覧下さい。

2011/10/16(Sun)

ロシアに来て2度目の週末です。
寒いです。昨日は1度まで下がり、雪が降りました。
もちろんこんなのは序の口なのでしょうが。

今日はロシアネタは置いておきまして、日本にいた頃のやり残しを。
まず北海道ドライブの旅行記「そしてまた、北を目指す」をアップしました。
左メニューのTravelからご覧下さい。

……




そして先月23〜25日は家族で沖縄・石垣島へ参りました。
石垣に渡ったのは7年半ぶりのこと。
与那国・波照間へ向かう途中で立ち寄り、20歳の誕生日をここで迎えました。

平屋の空港ビルは健在でしたが、とうとう新空港の建設が行われています。
初日の夜は、前の旅で知り合った石垣在住の方とお会いして海の幸と島の泡盛に舌鼓を打ちました。
翌日は海水浴。1日遊んでいたらあっという間に真っ黒です。
最終日は川平湾に出かけ、昼食はアグー豚と石垣牛のしゃぶしゃぶにしました。
実に濃密な3日間でした。

……


思えば立て続けに北の端と南の果てに訪れたわけですが、それこそロシアとは比にならないほど狭い国土の中で、言うまでもなく全く異なる風土や文化が共存しています。
もちろん東北にも、関西にも、九州にもそれぞれの表情があり、その違いを容易に味わうことができる立場にいるわけです。
これはとても贅沢な、そして素晴らしいことだと思うのです。

2011/10/13(Thu)

そういえばロシア入りのときの話をしていませんでした。
成田から飛んだときの話です。

実は東京‐モスクワの直行便に乗ったのは今回が初めてでした。
前回は行きが鉄道、帰りはウラジオストク乗り継ぎで新潟に飛んだので。

モスクワ便はJALとアエロフロート・ロシア航空(略称SU)の2社が運航しています。
私が乗ったのは後者だったのですが…。

ご存知ない方はグーグルか何かで少し調べてみて下さい。
ネタが出るわ出るわ。
面白半分怖さ半分でその日を迎えたのでした。

さてどんなものか。

機材、エアバス。
シートピッチ、広め(しかも隣は空席)。
機内食、悪くない。
CA、問題ない。

…あれ、普通?

構えていただけに拍子抜けしてしまいました(失礼ながら)。

SUのターミナルであるモスクワ・シェレメチェヴォ空港もかつては悪評で有名だったそうですが、近代的で綺麗なターミナルビルが建ち、入国審査で待たされることもありませんでした。
アエロエクスプレス(列車)に乗れば市内へのアクセスも容易です。
諸々の噂も過去のものになりつつあるようです。

最後に預けた手荷物がなかなか出てこず、いきなり別のコンベアから出始めたなんてのはご愛嬌の範疇ですね。

2011/10/12(Wed)

こんにちは。
現在モスクワ時間で10/11のまもなく21:30です。
(この日記では日本時間で10/12ですが)

ツイッターには載せましたが、無事モスクワ入りしました。
週明けから急に寒く(こちらの人に言わせれば例年並みに)なりました。
今日の最高気温は8度でした。
今月中には雪が降るそうです。

あまりに軽装過ぎたので、週末は防寒着を買いにモスクワのユニクロへ参りました。
店の雰囲気も品揃えも日本のそれそのものです。
お値段は若干高めな気がしますが。

その道すがら、シベリア鉄道の終着駅、ヤロスラブリ駅に立ち寄りました。
ウラジオストクから9,000キロもの汽車旅の末、この駅に降り立ったのが4年半前。
まさかこんな形でモスクワの土を再び踏もうことになろうとは思ってもみませんでした。
感慨深いものがありました。

ユニクロも駅も写真を撮ったのですが、ネット接続環境が貧弱なので今日は載せられません…。
これはおいおい。

早くも、この1年は最高にエキサイティングになりそうな予感がしています。
ロシアにとことんのめり込んで日本に帰りたいと思います。

2011/10/06(Thu)

今日昼の便で日本を発ちます。
早かったと言うべきか、いよいよと言うべきか。

昨日もつい飲み過ぎました。
おかげで荷造りが終わっていません。

ゆっくりできるのは、日本時間で日付が変わる頃でしょうか。
ネットにつなげれば一報打てると思うのですが。

思うところはいろいろありますが、今は時間がないので手短に。

応援して下さった、渡航を前に会おうと言って下さった全ての皆様に感謝します。
お会いできなかった方すみません。

「良い旅を」と言った友人がいました。
1年なんて長い旅行みたいなものですよね。
とりあえず身体には気を付けます。

それではしばしの間ごきげんよう。


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