待てば海路の日和あり(琿春と長白山へ・2日目)

まずは長白山について。

白頭山 – Wikipedia

白頭山と聞いてピンとくる人の方が多いと思います。

さてこの日は昨日に引き続き、朝から雨模様でした。
天気予報通りだったのであぁやっぱりという感じでしたが、山頂に登っても霧と雨で何も見えない(もしかしたら登れすらしない)残念な展開が予想されました。

とりあえず行ってみましょう。
10:30の入場枠を予約していましたが、Kさん曰く「もっと早く登れるはず」ということで、7:00過ぎに登山口にやって来ました。

朝早いチケットはすぐに売り切れます。
ゲートの上の電光掲示板には「天池(頂上)は霧が濃いので見えません」と表示されていましたが、 団体客が次から次へと私たちの目の前を通り過ぎていきました。

しかし雨は次第に止み、9時前になると雲の切れ目から青空が見え始め、


その少し後に、予約時間に関係なく一斉入場できるようになりました。
登山口から大型バスとミニバスを乗り継いで、頂上を目指しました。この間も天気は良くなり続け、期待も高まりました。

頂上では天池の湖面が綺麗に見えました。
完全に快晴とまではいきませんでしたが、ただただ満足でした。
この対岸は北朝鮮で、遠くに湖畔で何かをしている人々の姿が見えました。


周辺には天池以外にも見どころがあります。
温泉、滝など。
日本人だったら温泉リゾートを開発したくなりそうですが。

一通り見どころを回ったところで、雲行きが怪しくなり、突然の大雨になりました。
本当にドンピシャのタイミングで登って降りたことになります。

15:30頃出発して、瀋陽まで高速約500kmをひたすら走りました。
中国の人たちは長距離ドライブにそれほど抵抗がないように思います。
瀋陽には21:30頃に到着しましたが、数十分の差で大連行き最終の高鉄には間に合いませんでした。

が、最初から間に合わない前提で、瀋陽駅0:14発大連行きK7306列車を予約していました。
瀋陽駅舎は日本人が設計し、東京駅のような趣です。
帰りは上段寝台でしたが、同じく上段に先客がいただけでした。

夜が明け、5:14着の金州駅で降りました。
途中駅でも車掌が来て起こしてくれました。
瀋陽方面への高鉄は通りませんが、私の住まいや職場のある開発区には、この駅が最も近いのです。

チャンスにもタイミングにも恵まれて、今回の旅はまさに待てば海路の何とやらでした。

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待てば海路の日和あり(琿春と長白山へ・1日目)

乗り換え待ちの間、駅の周りを散策しました。
吉林市は人口450万人、長春に次ぐ吉林省第二の都市です。
1954年までは吉林省の省都でした。

6:18発の延吉西行きC1001列車に乗りました。
ほぼ満席だったと思います。

延吉西には7:59に到着しました。
延吉は延辺朝鮮族自治州の州都で、街中にハングルが見られます。
ここで前日に延吉入りしていた友人とKさんと落ち合い、Kさんの車で移動しました。

高速で琿春にやって来ました。

中国と北朝鮮とを隔てる豆満江の日本海河口付近に防川景区があります。
写真で川の上側はロシアとも国境を隔てていて、線路の絵が描いてある辺りもロシア領です。つまり中国は日本海に面しておらず、中国の先端は中・朝とのの三国間国境となっています。

展望台から国境越しの風景が一望する…はずでしたが、この日の天気はご覧の通りでした。
しかしとにかくここに辿り着けただけで満足でした。

外国人は入れないのでは…という疑念が最後までありましたが、今はすっかり観光地化され、入場券を買うのにパスポートを見せても何も言われませんでした。
なので2024年6月現在、外国人でも訪れることができたとしておきますが、様々な状況によって変化は生じ得るでしょう。

展望台の中に展示されていたジオラマが国境の様子を分かりやすく示していました。
「龙虎阁」が展望台で、「土字牌」付近には外国人立ち入り禁止とありました。

再びKさんの車に乗り、琿春から約3時間。
長白山の麓に移動し、宿を取りました。

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待てば海路の日和あり(琿春と長白山へ・0日目)

7月に帰任を迎える友人より旅行の誘いを受けました。
行き先は吉林省琿春にある中露朝三国国境と、長白山とのこと。

両方とも機会があれば是非行きたいと思っていましたが、言葉の不自由な日本人一人で行くには気が引けるところでした(特に前者)。
友人の同僚の中国人(以下Kさん)が同行するということで、これは千載一遇のチャンスだと思って即諾しました。

が、私だけはどうにも休みが取りにくい時期だったので、金曜日の終業後に大連を出発して土曜朝に現地合流する算段を立てました。
もともと中国の夜行列車に一度は乗りたいと思っていて、これまたチャンスではないかと調べた結果、いい感じの行程を思いつきました。

まず大連北駅発最終、20:49発の瀋陽北行き高鉄G8043列車に乗り、瀋陽北へ。

瀋陽北には定刻の22:40に到着して、23:15発の吉林行きK1571列車に乗り換えました。
中国の駅の発車案内は行き先だけでなく始発駅も表示され、いろいろな場所から場所へ列車が行き交っていることが分かります。
K1571列車も西安を前日の20:15に出発してやって来ました。高鉄網の整備が著しいですが、このような長距離一般列車も未だ健在です。
私のコンパートメントには先客が1人だけいて、その隣の下段寝台に潜り込みました。

軟臥(私が乗車したコンパートメント)
硬臥(外から)

ちなみに一般列車の寝台には軟臥と硬臥の2種類があります。
前者は2段ベッドx2のドアあり4人部屋、後者は3段ベッドx2の開放式です。
瀋陽北から吉林までの軟臥の運賃は174.5元で、硬臥はその2/3くらいだったと思います。
食堂車、椅子席もありました。


翌朝、空が明るくなって目覚め、吉林到着の15分ほど前に車掌が乗客を起こして回っていました。
吉林には5:10の定刻通りに到着しました。

大連発吉林行きという一般列車K7333もありましたが、ずっと在来線を走るので大連発が早い、瀋陽発も少し早くて間に合わない、瀋陽の駅が違うので高鉄と合わない…と、上手く嵌りませんでした。
大連をかすりもしないK1571の存在に気付いたのは我ながらファインプレーでした。

ちなみにK7333の吉林到着は5:18なので、K1571は吉林の本当に少し手前でK7333を追い越したはずです。
K1571が停車した長春をK7333は通過してもいます。
理由は分かりませんが、そんなダイヤの違いを見出すのも面白いものでした。

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端午節帰国まとめ (6/7-10)

中国端午節の休暇を利用して日本に帰国しました。

【フライト】

南航にしましたが、日々数百元単位で運賃が上下するので、一度、直前までウォッチしてみることにしました。
私は2,900元で手を打ちましたが、その後2,500元程度までは下がったので、ちょっと我慢し切れなかったかという感じです。

【晩餐】

2021年に挙式したレストランに行きました。
妻が授乳を終えて飲酒できるようになったので、久しぶりに乾杯を。

【旅行】

房総半島に行きました。

船に乗り、

海で戯れ、

動物とふれあいました。

【帰り道】

今回は気分を変えて、新宿から成田エクスプレスに乗りました。

発車間際、中央線2階建てグリーン車が試運転で隣に。

池袋利用者としてはスカイライナーと比べてメリットありませんが、強いて言えば高級感はE259の方があります。
総武線内でも目一杯スピードを出している感があり、決して防戦一方というわけでもないと感じました。

【育児禄】

今まで以上に不満を示すようになった気がしました。
これまでは大人が勧めるものを全部面白がっていたのが、これは嫌だ、これは気に入らないというようなちょくちょく仕草が見られました。
これも成長の一環なのでしょう。

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突発旅行(長春へ・2日目)

翌日は快晴でした。

まず路面電車に乗りに行きました (小銭はちゃんと準備済み)。
長春西駅に接続する55路と、中心部で完結する54路の2系統があり、54路の端、西安大路から乗車しました。

54路は旧満州国時代に敷設された線路を使用しているそうです。
大連と違って当時の車両は残存していませんが、引退した戦後製の旧型車両が静態保存されていたり、実際に走ってもいます(一般の営業運転ではなく、イベント運用のような?)。

54路を終点まで乗り通し、南湖公園、更にいくつかの旧址を眺めながら散策しました。

最後に再び、偽満皇宮博物院を訪れ、時間の都合で大分駆け足で一通り見ました。
絢爛な建物の造りは見応えがあり、「皇帝から平民へ」 と銘打たれた、最後の皇帝溥儀の一生を追った展示もあります。そういう捉え方をされているのかと思いました。

歴史に関して特段の意見は述べません。
ただ純粋に、昔の情景を思い浮かべながら長春の街を歩くのは非常に楽しかった、とまとめます。

帰りは長春駅から、14:52発大連北行きG8016列車に乗りました。
普通の二等車が空いておらず、最上級のビジネスクラスを予約しましたが、確かに座席は大きくて広い…けど、という感じでした。
この列車は大連北まで3時間半を要しますが、長春西駅まで30分以上必要だと考えると大差ないか、と思いました。

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突発旅行(長春へ・1日目)

きっかけは5/29(水)の午後。
水道メンテのための24時間断水が週末に計画されていると通知されました。
これまで日中とか夜間はありましたが、とても大規模です。

水が出て来ないなら自分が出て行けばいい、いっそのこと少し遠くへ行こうと、お隣吉林省の長春を目指すことにしました。

そんな感じで直前に手配を始めましたが、大連北駅8:00発哈爾浜西行、途中瀋陽北と長春西にしか止まらない最速のG47列車が一席だけ残っていました。
まさに旧満鉄「あじあ号」の現代版と言えます。

9:33、瀋陽北着。
乗客の8割が入れ替わり、満席状態は変わらず。

吉林省に入って10:40、長春西に到着しました
最初の感想は「…寒い」。
大連との気温差は5度ほどあり、加えて小雨も降り始めていました。

長春西駅は市の中心部から10kmほど離れていて、地下鉄と路面電車が接続しています。
路面電車で行こうと思ったのですが、財布の中身が日本円しかないことに気付きました(大体、路面電車やバスは普通のキャッシュレスでは乗れない)。
駅構内にはATMも見当たらなかったので、地下鉄で移動することにしました。

地下鉄2号線を解放大路駅で降り、沿道の見どころを眺めながら、長春駅まで歩きました 。
長春は旧満州国の首都、かつて新京と呼ばれたところで、当時建設された建物が今の多く残り、かつ何かしらに使用されています。 共産党吉林省委員会(旧関東軍司令部)、人民銀行(旧満州国中央銀行)など。
そのほとんどには「偽満州国〇〇旧址」と銘打たれています。

約4km、1時間ほど歩いて長春駅に着きました。
駅前のラーメン屋で食事をして、今度は軽軌3号線にを終点の長影世紀城まで乗り通しました。
3号線は市内をおよそS字に走るので、終点までは他の路線を乗り継いだ方が速いのですが、街の雰囲気を眺めるにはちょうど良いと思いました。
軽軌≒いわゆるLRTのような存在ですが、長春のそれには併用軌道はなく、地下や高価区間もあり、より普通の電車に近い形態です。

長影世紀城駅から歩いて10分ほどのところに、東北虎園があります。
名前の通りトラがいて、サファリパークのような動物園ですが、

パンダもいました。
そういえば、パンダを生で見るのは初めてでした。
日本にも大連にもいるのにね。

再度軽軌3号線と4号線を乗り継いで偽満皇宮駅で降り、今は博物館となっている
偽満皇宮を見に行きましたが、既に閉館時間を過ぎてしまい、明日出直すことにしました。
ところで博物館の方はPalace Museum of the Manchurian Regimeと英訳されていましたが、軽軌の駅はPuppet Regime Palace Museumです。
後者の方がより突き刺さるものがありました。

歩いて駅前に戻り、春誼賓館にチェックインしました。
このホテルの前身は、旧満鉄が経営していたヤマトホテルです。

夜はガイドブックに乗っていた日本料理屋に行きましたが、長春に旅行に来る日本人なんてと、少し驚かれました。
長春在住の日本人も年々数を減らしているようです。

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団建

会社でウォーキング大会に参加しました。

会社の旗を掲げて、みんなで同じ服を着て…。
こういう団体活動を「団建」といいます。
少し前の日本の社員旅行とか、社内運動会とか、そんなところです。

日曜に早起きしましたが、天気も景色も良く、健康的な週末でした。

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钻空子

大連開発区には五彩城(ごさいじょう)というエリアがあります。
日本料理屋など飲食店が立ち並び、どの店も日本のそれと遜色ないので、ほぼ毎日その辺りで食事をしています。

昨日行きつけの焼鳥屋に行ったら、「店内禁煙」と掲示されていることに気付きました。
マスターに尋ねたら、そんな指導があったとのこと。

更に話を聞くと、
「店から『タバコ吸いますか?』と聞くのはダメ」
「客が『タバコを吸いたい』と言うのはOK」
とのこと。

このような状態を中国では「钻空子」と言うそうです。
しばしばあるみたいです。

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2024労働節帰国まとめ (5/1-6)

労働節の休日(中国風に言うと五・一暇期)で一時帰国しました。

【休業日変更】

直前で4/27(土)と4/30(火)の休業/稼働が入れ替わり、4/30-5/6の7連休になりました(中国語で「調休」と言う)が、3月に予約したフライトは変更不可だったので、帰国日程も変化なし。

【5/1(水)と5/6(月)】

フライトは去年の清明節で一度使って以来のANAにしました。
JALだけでなくANAもデイリー運航になり、南航の便数もいくらか増え、帰るときはJAL/ANA/南航の料金と睨めっこしながら決めています。

【5/2(木)】

妻が仕事だったので、子供は保育園に預けて、病院や役所など自分の用事を済ませました。
その後保育園へお迎えに行きましたが、子供たちがワンワン泣きながら出口の方に詰めかけていました。早く帰りたいよね。
ちなみにうちの子は泣くでもなく少し離れたところで遊んでいて、私の顔を見つけるとスタスタと寄ってきました。

【5/3(金)】

翌日の行事の準備を兼ねて、サイボクに行きました。

スペアリブをガブリ
とにかく何でも食べます

アスレチックで遊ぶにはまだ少し早かったですが、ミストシャワーがお気に入りでした。水遊びが好きそう。

【5/4(土)】

大連の同僚の息子夫妻が日本にいて、「息子を訪ねて労働節に日本に行く。そのとき日本本社のIさんに久しぶりに会いたい。」と相談を受けていました。
折しも日本もGW真っ只中で、どこに行っても混んでいることは明らかだったので、

Iさんと妻子を呼んで、我が家の近所でBBQをしました。
家から10分の公園で大連の友人を迎える日が来るとは、感慨深いものがありました。

その傍ら、子供は噴水に自ら突入してずぶ濡れになっていました。やはり水遊びが大好きそう。

【5/5(日)】

妻子と母と一緒に、2月に生まれた従妹を訪ねて弟の家に行きました。

こうして見ると大きい

子供同士のふれあいはもちろん、家族全員で集まるのも久々でした。
こういう機会もこれからちょくちょくあるでしょう。

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広東出張 (4/24-47)

広東省東莞に仕事で出張しました。
去年の秦皇島以来、2回目の遼寧省脱出になります。

行きは広州行きCZ6199、帰りは深圳発CZ6300。
フライト時間は約3時間半、東京より遠いです。
そして暑い、ジメジメ。
月並みですが中国は広いです。

広東の料理は日本人に合うと聞いていましたが、確かに何食べても美味かったですね。

東莞の同僚と久々に会えたのも良かったですが、天気が悪かったり会社の休みが変わったりで、一緒に遊ぶ予定が全部キャンセルになったことが心残りでした。

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