時間通りにやって来た、マイクロバスのようなバスに乗る。花蓮の街を抜け、川沿いに渓谷を分け入り登って、太魯閣の上流部、天祥バス停まで2時間弱かかる。
ここから花蓮行きの最終バスに間に合うよう、今バスで来た道を歩いて下っていくことにした。バスで流れ行く景色を楽しむのもいいが、歩きながら一つ一つの景色を時間をかけて味わうのもまたいい。
10kmは歩いただろうか、あるバス停で終バスを待ち構えていると、勢いよく下って来たバスは最初手を挙げた私を無視して通り過ぎてしまった。一瞬焦って追いかけたが、気付いてすぐに止まってくれたので助かった。
花蓮の宿は日本人オーナーが経営する民宿で、明日の行程の相談に乗ってもらってから就寝した。明日も早い。