一足早い宗像大社

(前日からの続き)

福岡行きの手配を終えたところでニュースがありました。
『「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群』世界遺産登録決定の報です。
しかも除外されかけていた宗像大社まで含まれたとのこと。

東京に帰るフライトは14:00でしたので、午前中に行って帰ってこれる距離です。
今後観光客が押し寄せるでしょうから、一足早く訪問できるチャンスと思いました。
若松線と日田彦山線に乗ってJR九州完乗、と思っていましたが計画は変更です。

はっきり言って今はあまりアクセスが良くありません。
(今後改善されるでしょうが)
天神からの直通バスか、JR東郷駅からバスに乗るかですが、いずれもバスの本数が多くありません。
今回は休日に限って増便される、朝7:50天神発のバス「特急むなかた号」に乗りました。

バスは香椎まで都市高速、その後は国道3号線を走り、天神から1時間ほどで宗像大社前に到着します。
朝早い便を選んだおかげで、日差しも強くなく、訪れる人も多くなく、静かな雰囲気で参拝できました。

このあと大島にも渡ってみたいと思い、9:16発の神湊(こうのみなと)波止場行きバスに乗りました。
9:25発の大島行きフェリーに接続するだろう…と踏んでいたのですが、道の駅むなかたに寄り道するなどして時間がかかる便なのでした。
結局、波止場に着いたときは船は出航した後でした…。
もっとも、乗れたとしても大島の滞在時間はわずか25分だったのですが。

せっかく来たので神湊周辺を散策しました。この地名も因果めいたものを感じます。
浜辺から大島、更には沖ノ島の方へ二礼二拍一礼しました。
(ちなみに写真中、手前のはっきりした島は勝島)
信仰のベースには、海の安全への願いがあるそうです。
であれば陸から彼方の聖地に思いを馳せるのも良いのではないかと(こじつけ)。

大島との船便は1日7往復しかありません。
Twitterにも書きましたが、大島への観光客も増えるでしょうから、住民向けの船のスケジュールから見直す必要が出てくるのでしょう。
いろいろな人が興味持ってくれるのは良いことだと思いますが、一方いくら世界遺産とはいえ、観光客に媚び過ぎないで欲しくない気もします。

一旦宗像大社に戻りました。
第二宮、第三宮は工事中でした。もしかしたら世界遺産に登録されるなどとは想定外の工事スケジュールだったのかもしれません。
境内の奥、高宮祭場は宗像三女神降臨の地とされ、パワースポットでもあるらしいです。

ここでほぼ昼になりました。
帰りは東郷駅経由で博多に戻り、福岡空港から東京へ帰路に就きました。

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