一時帰国(復路編)

周知報道されている通りですが、帰りは赴任時とは一変しました。

まず搭乗48時間前のPCR検査は必要ですが、一回でOKになりました。
赴任したときは二回必要だとか、一回目と二回目は別の検査機関でないといけないとか、いろいろありました。
今回利用したのは以下(新宿会場)です。
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良く分かりませんが東京都民は無料ということでした。
検査結果はその日のうちに出ました。

大連への便は相変わらず朝早いので、自宅からでは間に合わず、新鎌ヶ谷に前泊し、朝一のアクセス特急で成田に向かいました。
ただし3月下旬からJAL便が朝発から夜発になるそうで、そうなるとより滞在時間が伸ばせるので好ましいことです。

手荷物を預けるのに数十分並びましたが、それ以外は陰性証明チェックも中国税関健康申告チェックもスムーズでした。
往時並みとは言わないまでも、成田の賑わいは大分戻ってきたように思えました。

気楽にフライトを楽しみます。
そういえば、赴任時は機内食が出なかったんですよね…。

大連に帰ってきました。
本当に検査も隔離もなく、降機から30分後にはターミナルの外にいました。
特定の乗客が当局指示で先に降ろされたのが気になりましたが、陰性証明(紙で持参しろと要求があった)の抜き打ちチェック対象だったのでしょうかね。
とにかくやや拍子抜けしながら家に戻りました。

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一時帰国(滞在編)

あっという間に帰る日が近付いてきました。

子供と初対面しました。
控えめに言ってとても可愛いです。
早速ミルクやり、オムツ替え、風呂の世話などをぎこちなく。

中国的ベビー服を買っていきました。
まだちょっと大きかったですが、しばらく着れるでしょう。

東京は天気が良かったです。

友人からチャイルドシートを譲ってもらいました。
車に乗せるとビックリするぐらい大人しくなります。
実家の車(スイフト)だとチャイルドシートの前の運転席が後ろまで下げられないので、帰任したら少し大きい車が欲しいなぁと思いました。

大学生のときから約16年間使用したスーツケースを買い換えました。
やっぱりサムソナイトが機能もデザインも良いと思います(高いけど)。

これだけは日本にいるうちに食べたいと思って訪れた二郎(桜台店)。

1/25は寒波到来で東京も氷点下まで下がりましたが、このときの大連は-16度とかだったようです…。

正直なところ、次に日本に帰ってこれるのはいつだろう…と思いながら赴任したのですが、状況も大きく変わって大分気軽に往来できるようになりつつあります。
何より大連はとにかく近いので。
また近いうちに帰ってこようと思います。

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一時帰国(往路編)

春節の休暇を利用して日本に帰りました。
折しも中国側の防疫措置が劇的に緩和された一方、日本側の水際措置が強化され、その煽りをモロに受けての帰国になりました。

まず出国の2日前(1/15)にPCR検査を受けました。
3回ワクチン接種証明があれば出国前検査は不要だったところ、水際措置で中国から日本への入国者は例外なく要検査となってしまいました。つまりここで陽性だったらゲームオーバーです。

領事事務所が提示していた3か所の検査機関の中から「大連晶泰医学検験実験室有限公司」に頼みました。
他の2か所は大連市内の病院なので、開発区在住の私にとっては不便でしたが、晶泰医学は出張検査で、会社まで来てもらうことができました(1/15は日曜日でしたが連休前の調整で稼働日)。

翌1/16朝、結果が届きました。

陰性でした。まず第一関門突破です。
必要事項が網羅されていれば検査結果フォーマットは不問でしたので、これを持参します。
あと搭乗前にやることは他に2つありました。

  • 中国税関への健康申告(WeChatミニプログラムから可)
  • Visit Japan Webでの検疫申告

後者で少しつまづきまして、ワクチン接種証明か陰性照明をアップロードする画面があるのですが、私はワクチン接種照明を持っていたので(意味ないと分かりつつ)まずアップロードしたところ、審査開始のステータスに変わってしまい、陰性照明がアップできなくなってしまいました。
しかも、


それでもあたかも問題ないかのように「審査完了」となりました。
これで陰性証明は不要と誤解して検査を受けず、搭乗できなかった人もいるとかいないとか…。
中国限定の水際措置には対応していないということなのでしょうけど。
いつまで続くか分かりませんが要注意です。

さて帰国日当日。空港で手続きに時間がかかるかもしれないと思い、少し早めに家を出ましたが…。

チェックインカウンターに入れる時間が決まっていたので何の意味もありませんでした。

ベンチに座ってターミナル内を見渡します。
大連に来たときは即検査隔離で全くそんな余裕はありませんでしたね…。
カフェも両替所も閉まっていて閑散としていましたが、それもそのはず、


今日の国際線は東京行きの1便だけです。
賛否あると思いますが在留邦人からするともう少し増えて便利になってほしいですね。

陰性証明はチェックイン時に提示を求められ、無事パスしました。イミグレや保安検査は全く滞りなく進み、その先の搭乗ロビーでは免税店、土産物屋、飲食店(SUBWAY)と一通りの店は開いていました。

機内に乗り込みます。ほぼ満席、日本人と中国人の割合は半々くらいか、日本人の方がやや多いかという感じでした。


成田までは2時間45分のフライトです。偏西風に乗ってスイスイ飛びました。
近いです。

さて成田到着後の入国時検査が次の(というか最後の)関門です。分単位でメモしたので時系列で記しますが、事前に聞いていたより随分早かったです。

  • 16:34 着陸
  • 16:44 駐機場着
  • 16:47 日本入国者が先に降ろされ検査場に移動、この途中でVisit Japan Webの画面提示を求められる
  • 17:00 検体採取、その後陰性証明提示を求められ、待機場所に移動する
  • 17:50 検体採取時に伝えられた番号での呼び出しが始まる
  • 17:55 自分の番号が飛ばされる
  • 17:56 改めて自分の番号が呼ばれ、陰性と伝えられる
  • 18:10 イミグレ、預け荷物受け取りを経て到着ロビーへ

番号が飛ばされたときは焦りました…。
陽性だったら5日ないし7日の隔離でした。
とにかく無事に解放され、自宅に辿り着くことができました。

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大晦日

2022年も終わりの日になりました。
中国赴任を機にいろいろ書き留めておこうとブログを再開しましたが、見返してみるとほぼコロナ絡みのことしか書いてませんでした…。

大連という街はとても日本人向けなので、ほぼ何ら不満なく生活できてしまっていて、書き残しておきたい驚きイベントが思いのほか少なかったのです(仕事は別、毎日いろいろ)。
テレビはNHKも民放もその他も見られ、日本の食事処は当たり前にあり、家にTOTOのウォシュレットがついており…。
10年前のロシア滞在しか比較対象がないので身構えていましたが、ここは本当に海外かと未だに思っています。

コロナは…まあ、振り回されましたよね。
今もいろいろ起きていて、私も罹患したりしましたが、とりあえず生きています。
来年は気にせずできることが増えるといいなと期待しています。とりあえず気兼ねなく中国国内旅行をしたいですね。

そんな中国行きも一大事ではありましたが、

第一子誕生が何より最大のイベントでした。

これから五彩城(日本人向けの店が立ち並ぶ繁華街)で去る年に思いを馳せながら一杯やってきます。

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感染拡大期(3回目)

中国の感染拡大が続いていることが報じられていますが、大連でも先週末辺りから感染者が続出しています。

ちなみに書いていませんでしたが、前回の感染拡大は1週間で収まりました。みんなで「早いなー」と言っていたものです。

今回は感染拡大が止まらないにも関わらず、大規模な移動制限などは行われず、当局の対策が今までに見られないようなことになっています。いろいろあるのでしょう。

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急転直下

無事感染が収束し、ほぼ制限のない状態で国慶節を迎えることができましたが、国慶節明けに、大連の外から戻ってきた人たちの感染がちらほらと発生していました。

そして一昨日(10/12)、うちの近所で新たな感染者が1名確認されたのを皮切りに、風向きが一気に変わりました。
昨日(10/13)のうちに、私が住んでいる開発区内外の往来が規制され、外食などの営業が停止される事態に。

そして今朝、会社に行くのに外に出たところで周辺地域封鎖の通知を目にしました。
慌てて部屋に戻りました。

前回は市内でしたが、今回の震源地は開発区です。
まだ買い物の短時間外出は許されているので、完全な缶詰ではありませんが、どうなることやら。
それにしても打つ手が早かったです。まさに急転直下。

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感染拡大から収束まで

大連では先月下旬から感染者が見つかり始め、日を追うごとにあれよあれよと人数が増え、とうとうロックダウンに至りました。
私にとって初めての感染拡大期です。

もっとも今回はいわゆる市内での拡大が著しく、私が住んでいる開発区は外出も許され比較的平和だったのですが、勤め先では家に帰れなくなり会社近くに泊まり込む市内在住の人々もいました。

ただ収束は思っていたより早く(国慶節後、あるいは全人代までかと覚悟していたのですが)、拡大から2週間ほど経った頃には感染者ゼロかそれに近い日が続き、封鎖解除に向けた具体的な条件も示されるようになりました。
ロックダウンと言うとかつての上海のような状況を想像しがちでしたが、何とか早く元に戻さねばという当局の苦心のようなものも感じられ、少し認識が改まったところです。

そして9/18に市内とそれ以外の地域の往来ができるようになり、開発区に留まっていた人々も続々市内の家に帰っていきました。その次の稼働日の皆さんの表情が心なしか明るかったように思います。それはそうですよね。

封鎖が解除されても飲食店の店内営業などは引き続きできませんでしたが、これも今日0時で解禁され、これで全て元通りになりました。国慶節に間に合って良かったです。

日本から送った引越貨物も税関が業務停止したおかげで配達が遅れていたのですが、これもどうやらまもなく届きそうです。
大分涼しくなってきたので、厚手の衣類が届かないと困るところでした。

そんな感じで幸い生活にも大きな影響はありませんでしたが、トラブルというかハプニングが一つ。
今回の感染拡大を機に、全市的に「場所コード」の運用が始まりました。
商業施設や会社の入口に掲げられているQRコードをWeChatなどのカメラでスキャンすると、

問題がなければこうなりますが、

やたら響くビープ音とともに赤になりました(汗&焦)
店員も警備員も苦笑いするしかありません。
何故だ…

で、会社の人に調べてもらったところ、健康コードに紐づいていたパスポート番号が違っていたことに気付きました。上の画像の末尾”C”は間違いで、”0″です。
何で間違ったのか心当たりがありませんが、とにかく誤ったパスポート番号で検査を受け続けていたことになります。

これはマズいのではと思いきや、関係当局に電話をしてもらい、追加のPCR検査を一回受けたら問題なくなりました。
ただし、誤ったパスポート番号に紐づいていた検査記録が全て消えました。
その何日か後に防疫センターから電話があり、「記録がないが検査を受けているか?」と聞かれたのですが、事情を説明してお咎めなしとなりました(当然私は応対できないので、会社の人を通じて)。
しっかり見張られている…と実感一方、意外と融通が利くのだなとも思いました。

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近況

来連から2か月が経ちました。隔離明けから今日までの出来事を思い出してみます。

6月30日
出所したのも束の間、健康コードがないとショッピングモールなどに入れず食事も買い物もできないと分かって途方に暮れかける。マックに入ったらみんなスマホ注文決済が当たり前でレジにメニューが無いのに驚く。どこに行っても一番簡単に食べられる店だと思っていたのに。

7月1日
中国の携帯番号と口座を入手。健康コードと微信支付(ウィーチャットペイ)が使えるようになる。

※当時はこの遼寧省のコード以外にe-Dalianというものがあって、そっちを提示しないと入れない店もあった模様。この後e-Dalianはいつのまにか消滅(?)したので使ったことはない。

7月5日
微信支付が突然使えなくなる。パスポートの写しと最新の顔写真をアップしろと言われ、その通り操作したら確認するまで数日待てとの表示。本当に復活するんだろうか…。

7月7日
会社の歓迎会で白酒の洗礼を浴びる。あれは本当にしんどい。

7月11日頃
微信支付復活。あーよかった。

7月14日
前任者が日本に帰国する。

7月15日
居留許可が下りたので家探しと日本からの引越荷物発送手配を始める。工作(労働)許可証は隔離中に発行されていたらしい。

7月22日
家を何軒か見に行く。資料を見た段階で候補から外していた部屋を「良かったら見てみませんか?」と勧められ、最終的にはそこに決定。見てみないと分からないもの。

8月4日
旧暦の七夕。居酒屋で飲んでいたら「是非願いごとを書いて!」と頼まれ、

「元気な子供が生まれますように」
今年は人生の一大イベントもりだくさん。

8月7日
ホテル暮らし終了、家に入る。

8月11 日
結婚記念日なので国際オンライン会食。

8月14日
日用品買い出しあらかた終了。

8月21日
自炊を試してみる。米も味噌も納豆も中国産。

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隔離生活まとめ

隔離生活のまとめは改めて…と書いてから2か月近く経ってしまいました。

実は今月頭に海外からの入境時隔離場所が、市内ホテルから瓦房店というところの隔離センターに変更になり、今どうなっているのかが噂レベルでしか分かりません。
なのでこれから来連される方々のためになるようなことも言いにくいのですが、恐らく今も通用するだろうと思われる点を中心に、かつ思い出話も兼ねて書き残しておこうかと思います。

  • 食事は悪くはなかったですが、1週間ローテーションで同じものが出てくるので、最後の方はやや苦痛になるほど飽きました。現行の7+3日であればそれほど問題にならないかもしれませんが、荷物量が許す限り、口に合うものをありったけ持って行くに越したことはないと思います。
  • インスタントコーヒーやお茶などの飲み物、間食される方は菓子類など、頼めば買ってきてもらえますが、いつでも飲み食いできるよう持参した方が良いでしょう。酒はビールで良ければこちらで心配なく入手できます。
  • 冷蔵庫の性能は部屋によって差があったかもしれません。隔離センターは冷蔵庫すらないという噂もあり、冷やすのを前提に何かを持っていくのはお勧めしません。
  • 差し入れは思った以上に自由で助かりましたが、隔離センターは大連市内から遠いので、今はあまり当てにしないほうが良さそうです(単純に、来てもらえるかどうかの問題)。
  • 衣類は手洗いする必要があります。洗濯用洗剤の持参に加えて、乾きやすい衣類を普段着にすることをお勧めします。 ホテルの空調は温度こそ問題なかったですが除湿性能はイマイチらしく、なかなか乾かなかったり生乾き臭が漂ったりしました。荷物に余裕があれば物干し用品を持参するといいかもしれません。
  • 何もしないと間違いなく運動不足になるので、体を動かすグッズがあると良いです。私はヨガマット、跳び縄、ダンベルを持参して(重かったですが…)寝る前にトレーニングしていました。
  • 寝具やタオルは交換できますが、掃除は入りません。掃除用品まで持って行く余裕はないかもしれませんが、気になりそうな方は要注意です。私は2週間ほどして水回り(シャワー兼トイレ兼洗面所)の臭いが気になり、トイレ用芳香剤を差し入れてもらってごまかしました。またコップを洗う場合は食器用洗剤とスポンジが要ります。
  • 石鹸とシャンプーは備え付けがありましたが、好み次第で持参した方がよいと思います。
  • 隔離センターはWi-Fiが遅いという噂があります。ローミングや中国SIMなど、日本で準備できる限りで準備しておくと快適かもしれません。
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21/28→21/21(突然の隔離終了)

話は一昨日28日の夕方に遡ります。
会社の人たちのWeChatグループに連絡が入りました。

何やら入境後隔離が集中7日+自主3日に大幅短縮されるらしいとのこと。
それも即実施だとか。

とはいえ既に隔離中の人まで対象になるのかなーとか、前払いした宿泊費返金してまでホテルが隔離解除に応じるかなーと、自分のところに影響があるかは半信半疑でおりました。

しかし昨日朝、再度会社の人から連絡があり、

今夜検査受けて陰性だったら、明日出られるぞ!
迎えの車も、次に入るホテルも手配した!

いやいやちょっと。
身の回りと心の準備が。
それに自分が出られるということは、同じ境遇の人たちも一斉に出てくるはず。
ホテルが対応できるのかという疑問もありました。

案の定、対象者が100人ほどいたようです。
なので明日は厳しいんじゃないのと思っていたのですが、蓋を開けてみれば検査を延々待たされるということもなく、ホテル担当者とのチェックアウト要領確認も滞りなく、スムーズでした。

それでも大混乱の懸念が拭い去れなかったので、やっぱり明後日チェックアウトにしたいとホテルに申し出たところ、

本当に明後日でいいの?
隔離期間は終わってるのに?
問題ない、心配しなくていい。

…早く解放するために頑張ってくれたのだと信じます。非常感謝。
これでチェックアウトを30日正午に決めました。

こうして、

もはや日常と化しかけていた仮宿の景色に別れを告げ、

解放されました。

隔離生活のまとめは改めて書こうと思います。

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